- 結婚式のムービーの種類や値段がわからない
- 外注したいけど、相場がわからない
- 自作したいけど、時間や手間に見合うか不安
そんな疑問を解決します。
まず「結婚式ムービーの基礎知識」を理解し、自分たちには必要なムービーを知ることが大切です。
私は、2019年にアニヴェルセル大阪で結婚式を挙げた際、オープニングムービーとプロフィールムービーの2つのムービーを外注しました。
結婚式ムービー自体の種類としての役割や、外注と自作する費用について詳しく解説します。
記事を読めば、「自分に合った理想の結婚式ムービー」を効率的に準備する方法がわかります。
結婚式ムービーは、大切な人にお互いのことを知ってもらい、感謝の気持ちを伝えるために必要です。
1本以上用意しておくと、式全体がより充実したものになるのでおすすめです。
結婚式ムービーの種類と役割って?
結婚式によく利用されるムービーは下記の3種類。
- オープニングムービー
- プロフィールムービー
- エンドロールムービー
他にも、余興ムービーやサプライズムービー、レタームービーなどもあります。
結婚式の流れの順番で、ムービーの種類や役割について解説します。
結婚式序盤によく流すムービー
結婚式中盤によく流すムービー
結婚式終盤によく流すムービー
結婚式ムービーの映像の種類
結婚式ムービーの映像の種類は、大きく分けて3パターンの作成方法があります。
コスパ重視ならテンプレート型、こだわるならロケーション撮影、その日の映像を編集して見れる、撮って出しムービーがあります。
テンプレート型
テンプレート型は、テンプレートに写真や動画をはめて比較的簡単に作成できるムービーのことです。
1万円台で外注できるムービーのほとんどがこのテンプレート型です。
ロケーション撮影
ロケーション撮影は、想い出の場所で二人らしい写真を残せる方法です。
結婚式当日は時間制限されるため、事前にゆったり撮影でき、前撮りも同時に行えるメリットもあります。
情熱大陸風にアレンジしたり、ドローンを使って壮大な映像も取り入れられます。
ロケーション撮影は、出会いの場所や思い出の公園、美しい海岸線などで撮影が可能ですることで、二人の物語性を強調でき特別感が増します。
撮って出しムービー
撮って出しムービーは、結婚式当日に撮影した映像を即座に編集し、披露宴中に上映するムービーです。
撮って出しムービーが人気なのは、ゲストに新鮮な感動を即座に提供できることです。
結婚式に来られていない方でも結婚式の感動を共有でき、新郎新婦にとっても、後日映像を見返してもすぐに思い出せます。
撮って出しムービーは、結婚式の臨場感を瞬時に共有できるので、新郎新婦に人気があり、エンドロールによく使われます。
結婚式ムービーはいくらくらいする?
結婚式場や専門業社、フリーランスなどの注文先によっても、ムービー1本で1〜30万円程度と大きく差があります。
どこまで映像にこだわりを持つか、どこまでが自作可能なのかを知るのが大切です。
制作方法と平均的な費用の中央値(総額)
具体的な金額は変動しますが、一般的な相場観を元にしています。
式場へ依頼 | 10〜25万円程度 | メリット:楽/安心 デメリット:高額 |
専門業者へ依頼 | 8〜15万円程度 | メリット:ちょっと楽/安心 デメリット:比較的安価 |
フリーランスへ依頼 | 5〜12万円程度 | メリット:ちょっと楽/ちょっと不安 デメリット:安価 |
自作 | 0〜1万円程度 | メリット:大変/不安 デメリット:超安価 |
※中央値は、数値データを小さい順に並べたときに、真ん中に位置する値を指します。例えば、年収データが「300万円、400万円、500万円、600万円、1億円」とある場合、平均値は約2,160万円ですが、中央値は500万円です。
ゼクシィトレンド調査2023によると、外注された方の総額の平均金額は約18万円でした。
映像の作成方法別コスト(1本あたり)
- テンプレート型:1〜5万
- ロケーション撮影:5〜10万円
- 撮って出しムービー:15〜30万
全国で最も選ばれているのはテンプレート型のムービー制作で、費用の中央値は(1本あたり)約3万円です。この方法はコストパフォーマンスが高く、多くのカップルに支持されています。
余興がない代わりに映像を3種類入れました。
- オープニングムービーとプロフィールムービーを外注業者へ依頼(2本で約5万円)
- エンドロールを式場へ依頼(25万円)
合計30万円の費用がかかりました。
追加コストの考慮
内容 | 料金 | 有料になるパターン |
---|---|---|
著作権料 | 5,500円程度(1曲あたり) | アーティストの曲を使う場合など |
音源変更料 | 2,200円程度(1曲あたり) | 元の音源から変更する場合 |
特急料金 | 1,100円程度(14営業日以内) 5,500円程度(10営業日以内) 8,800円程度(5営業日以内) 33,000円程度(当日仕上げ) | 通常より納期を早める場合 |
修正料金 | 550円程度(1回あたり) | 2回目以降修正する場合 |
DVD代+送料 | 3,300円程度 | 料金が含まれていない場合 |
元々設定されている音源を使用する場合は追加料金がかからないですが、フリー楽曲以外の音源を使用したい場合は、料金が追加でかかることがあります。
ロケーション撮影では、衣装代や出張費が追加でかかる場合もあります。
追加でコストがかかる事を頭に入れておきましょう。
結婚式ムービーの自作率と外注率
ゼクシィトレンド調査2023によると、結婚式ムービーを自作するカップルは約4割、外注するカップルは約6割です。
自作率4割
自作すると、自分らしさが出せるのが魅力です。
思い出の写真やエピソードを好きなように盛り込めて、費用も抑えられます。
ゼクシィトレンド調査2023によれば、約4割が自作派。「オリジナリティを出したかった」「コストを節約したかった」という声が多いです。
完成後の達成感や満足度も高いため、自分たちだけの特別ムービーを作りたいなら、自作がおすすめです。
コストを最小限に抑えたい場合は、自作に挑戦してみるのもありね。
外注率6割
プロに任せる1番のメリットは、「安心」です。
結婚式の準備は想像以上に忙しいです。プロに頼めばクオリティが高く、感動的な仕上がりが期待でき、手間も省けるのが魅力です。
実際、ゼクシィトレンド調査2023では約6割のカップルが外注を選びます。「自分たちでは達成できないから」「準備が楽になるから」という理由が多いです。
高品質で安心できる結果を求める方は、外注がおすすめです。
自分に合った方法が見つかりそう!
でもどれくらい前から準備したら良いの?
次で解説します!
結婚式ムービーは何ヶ月前から始めれば良い?
ムービー以外にも、結婚式準備は並行して行う必要があるため、早めの準備が必要です。
自作する場合は遅くても3ヶ月前
結婚式ムービーを自作する場合は3〜4ヶ月前から始め、挙式1週間前にはDVDが手元にあるように準備するのがおすすめです。理由は下記の通り。
- 動画編集の経験がない場合、ソフトの操作方法を学ぶ時間が必要
- 写真や動画の収集、構成の検討に時間がかかる
- 編集作業自体に予想以上に時間がかかることが多い
十分な準備期間があると、より満足度の高いムービーを作成できますので、自作する場合は早いうちから準備しましょう。
準備が早ければ、外注に切り替えることも可能です。
外注する場合は遅くても1ヶ月前
外注は遅くても1〜2ヶ月前には始めた方が良いですが、追加料金がかかる場合もありますので早く始めるのをおすすめします。
追加料金を払えば、最短で翌日納品の会社もありますが、早割や予約割を活用すると、コストを抑えられます。
早割や予約割を利用しない手はありません。
テンプレート型は通常3週間前後で完成しますが、ロケーション撮影は、遅いもので3ヶ月かかる会社もあります。
より自分に合った外注先を見つけるためにも、早めから行動するのがおすすめです。
結婚式ムービー初心者さんが自作&外注でよくある失敗例5つ
1.作り始めたけど意外と時間がかかりました。
自作だと、写真選びや編集ソフトの操作だけでも意外と時間がかかります。 特に、普段から動画編集をしていない方は、「やっぱり外注にすればよかった…」とならないよう、余裕を持って準備を始めるか、早めに追加注を検討しましょう!
2.著作権確認を忘れていた…
好きな音楽をBGMに使いたい場合、著作権料が必要な場合があります。自作でも外部注でも、式場で流す場合は著作権手続きが必要なので、「思い通りの曲が作れない!」とならないように早めに式場に確認しておきましょう。
3. 写真や動画の画質が悪くて、大きなスクリーンでぼやけた。
スクリーンに映すと、スマホで撮った写真や古い写真がぼやけて見えることも。 自作でも外注でも、とにかく高解像度の写真を選ぶ、きれいに映るか事前にチェックするのがおすすめです。
4.納期ギリギリで焦る!
外注の場合、式の直前に依頼すると、追加料金がかかることもあります。また、忙しい時期は予約が埋まりやすい場合もあります。「もっと早く頼むべきだった‥」と後悔しないように、早めから動き始めるのがおすすめです。早ければ、早期割引がある業者もありますので、ぜひ活用しましょう。
5. ゲストや両親のために盛り込んで長くなった
伝えたいことが多いと、映像が長くなりがちです。 特にプロフィールムービーは3~5分が目安です。「このシーンだけは伝えたい!」と特に印象深いエピソードに絞ると良いですね。
結婚式ムービーをするメリット・デメリット
結婚式ムービーは、感動的な式を進行する上で素晴らしい役割を果たしますが、準備やコスト、進行への影響を慎重に考慮する必要があります。
無理のない範囲で取り入れることが重要です。
メリット:映像を使うと結婚式がスムーズに
式の流れをスムーズに
ムービーは準備やお色直しの間のつなぎにもなり、ゲストも楽しめる時間を提供します。
感動を共有しやすい
新郎新婦の映像で振り返り、ゲストと一緒に感動を共有できます。
記念に残る
映像として残すことで、後から何度でも見て、当日の思い出に浸れます。
デメリット:ゲストが飽きることも
好みの違いが出る
内容や長さが合わない、文字が小さくて見にくいなど、ゲストが飽きることがあります。
コストがかかる
映像にこだわるほど費用がかさみます。
トラブルのリスク
当日の機器トラブルで再生できない可能性があるため、事前のリハーサルが必要です。
結婚式ムービーについてよくある質問
- Q結婚式でムービーは何本必要?
- A
結婚式で使用するムービーの基本は3本。
一般的には「オープニングムービー」「プロフィールムービー」「エンディングムービー」で、3本とも異なる役割を担うためです。「オープニングムービーでゲストを迎え、プロフィールムービーで新郎新婦の紹介を行い、エンディングムービーで締めくくり」という流れは、式全体が円滑に回るのでおすすめです。
上記3本を用意することで、全体の流れにメリハリを持たせて、ゲストに感動的な体験を提供できます。
- Q必要な素材は?
- A
- 写真(幼少期から現在まで)
- コメント(写真に添えるメッセージや感謝の言葉)
- 音楽(BGMとして使用する曲)
- 映像素材(外注の場合は不要)
- 自作ソフト(外注の場合は不要)
- Q結婚式ムービー作成の注意点は?
- A
- 式場に映像の持ち込みが可能なのかどうか
- 自作するか外注するかは早めに決めること(4ヶ月前〜)
- Q自作や外注する場合に、式場に確認することは?
- A
- 再生形式:DVD形式で焼く必要があるか、またはブルーレイが可能か
- 音楽の著作権:使用する楽曲について、著作権の許諾が必要か
- 上映時間:ムービーの長さに制限があるか
- スクリーンサイズ:最近はほとんどが16:9/古い場合は4:3
- 試写の実施:完成後、会場で確認してもらえるか
- 期限:いつまでに作品が必要か
まとめ:思い出に残る結婚式ムービーを
「結婚式ムービー」は、オープニングやプロフィール、エンドロールなどでゲストと一緒に感動を共有できる、とても大切な演出です。
プロに依頼するか、自作に挑戦するか、どちらを選んでも2人の想いを形にできることが何より素晴らしいですよね。
私も5年経った今、時々見ては感動しています。
一生の記憶に残るムービーだからこそ、しっかりと準備して、2人らしいムービーを作っていきたい!
当ブログでは、後悔しない、最高の結婚式ムービー選びをのお手伝いをしますので、一緒に見つけていきましょう。
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